特撮テレビドラマ 怪奇大作戦

怪奇大作戦は、現代社会に発生する謎の科学犯罪に挑戦するSRI(科学捜査研究所)のメンバーたちの苦闘と活躍を描いた特撮テレビドラマでです。

円谷プロダクションが制作し、TBS系で1968年(昭和43年)9月15日から1969年(昭和44年)3月9日まで毎週日曜日19:00 - 19:30に全26話が放送されました。また、2007年(平成19年)4月に全3話のリメイク版『怪奇大作戦 セカンドファイル』がBShiにて放映されました。

怪奇大作戦が製作された当時「怪獣ブーム」が一段落をみせ「怪奇ブーム」が訪れていたこと、また円谷プロダクションが『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』に続いて作成していた『マイティジャック』の視聴率が低迷していたこともあり、怪獣との戦闘シーンなどの派手な特撮ではなく、特撮でなければ表現できない映像をみせる事を目標として制作されたのです。

怪奇大作戦の監修、円谷英二は、昭和20〜30年代にかけて『透明人間現わる』『透明人間』『美女と液体人間』『電送人間』『ガス人間第一号』など一連の変身人間による犯罪を描いた映画で特技監督をつとめており、円谷プロには、得意とするミニチュアワーク以外にも、この種の特撮ノウハウの蓄積がありました。

怪奇大作戦本編では、ほぼ毎回のように近未来的な科学技術による殺人事件が描かれ、陰惨でグロテスクな描写も少なくなかったです。現在では日曜日のゴールデンアワーにこの怪奇大作戦ような番組が放送されることは考えられないのですが、当時はこの手のテレビ番組に対して今よりもずっと大らかだったようですね。
posted by 怪奇大作戦 at 00:00 | 怪奇大作戦 豆知識

SRIの活躍を描く怪奇大作戦

怪奇大作戦の物語は純粋な怪奇現象を扱った番組ではなく、怪奇が人間の手によって引き起こされた犯罪の一種であり、これに立ち向かう正義の科学チームという図式で構成されているのが特徴です。同時に社会に疑問を投げかかるような重いテーマもあり、その話のクオリティの高さからも、いまだ根強いファンを持つ作品です。

なお、怪奇大作戦の製作初期はスタッフも方向性を掴みかねていたため、シナリオが用意されたものの撮影には至らなかったエピソードも少なくないらしいです。また、放送順では第2話となっている「人喰い蛾」は本来は第1話を想定して作られたものですが、再編集や合成のやり直しをする必要に迫られたため完成が遅れ、怪奇大作戦 第2話として放送されることになったのです。

怪奇大作戦は脚本と特撮が高水準で融合した作品であるとして、長い間リメイクを希望する声は多かったのですが、上記の通りリメイク版の製作が決定、中田秀夫や清水崇といった世界的に活躍する映画監督が演出を担当するという事で期待感が高まっています。

犯罪に絡む怪奇な事件を解決すべく、元警視庁鑑識課課長・的矢忠が設立したSRI(科学捜査研究所)の活躍を描く怪奇大作戦は、特撮・脚本・俳優など1968年制作とは思えない程のクオリティーの高い作品で、頭脳の牧&行動力の三沢と的矢&町田警部のコンビも魅力的です。
posted by 怪奇大作戦 at 00:00 | 怪奇大作戦 豆知識

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